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未来経営シンポジウム

2019

ー ​イノベーションを生み出すメカニズム ー

2019.2.19.Tue

​13:30 - 17:00​ 開場:13:00

東京大学大学院

情報学環・福武ホール

地下2階 福武ラーニングシアター

​【参加無料】

開催概要

時代が変わり、価値が変わり、ひとのありようが

大きく変化している今、企業はなにをするべきか?

戦後、日本社会は「物質的豊かさ」や「点数で測れる頭の良さ」「目に見える技術」などを価値とし、その向上に邁進してきました。

しかし今、人々の価値観は大きく変化しています。我々は、「感動」という数値化できないものから喜びを得、「信頼」や「共感」といった見えないものに安心を感じています。

“モノづくりはうまいけれど価値づくりは苦手”という企業が生き残れる時代は終わりました。昨今、イノベーションという言葉がはやっていますが、真に必要なのは、拡大路線の工業的イノベーションではなく、豊かな関係性を増幅させる、価値競争時代の創造的イノベーションです。

 

本シンポジウムでは「イノベーションを生み出すメカニズム」をテーマに、情報工学の最先端を行く研究者や未来を見据えた事業家たちが、新たな時代の価値づくりについてお話します。​新たな視点を求める経営者、事業開発部門の方はもちろん、企業との連携を模索する自治体関係者、未来づくりに燃える起業家、感動の創造につながる題材を求めるデザイナーなど、幅広い方々のご参加をお待ちしています。

プログラム

13:30-13:40

13:40-13:55

13:55-15:05

15:05-15:15

15:15-16:55

​開会のご挨拶

​登壇者:熊野 英介

​オープニングトーク

登壇者:​田中 秀幸 氏

(東京大学大学院情報学環 学環長)

様々な領域を「つなぐ」ことをコンセプトとする東京大学大学院情報学環。その学際的な取り組みを紹介し、これからの時代の産官学連携の重要性についてお話します。

「イノベーションを生み出すメカニズムとは?」

​登壇者:ドミニク・チェン 氏  

(早稲田大学 文化構想学部 准教授 / 一般財団法人LIFULL財団 理事)

​諏訪 光洋 氏​  

(株式会社ロフトワーク 代表取締役社長)

​モデレーター:熊野 英介

  ​     

​(持続可能経済協会 代表 / アミタホールディングス株式会社 代表取締役)

既存のサービス・技術の向上によってシェアの拡大と維持を目指す企業が陥る「イノベーションのジレンマ」。なぜジレンマに陥るのか、どうしたら真のイノベーションを起こすことができるのか-?

 

メインセッション前の、脳をほぐすエキサイティングな70分。

情報やAI(人工知能)、クリエイティビティに関する卓越した知識と実行力を兼ね備えたIT界の異才、チェン・ドミニク博士と、「クリエイティブの流通」を実現した、デザイナー・クリエイター界の革命家、諏訪光洋氏を迎え、時代が求めるイノベーションについて考察します。

 

“変人”であるという共通点を持ち、芸術、文化、歴史、デザイン、化学、IT、心理学などなど、留まる事のない知的欲求を追究し続ける3人が集まり、さぁ、何を語るのか・・・

※登壇者変更のお知らせ

特別鼎談の登壇者について、株式会社ロフトワーク代表取締役の林千晶氏と告知しておりましたが、同社代表取締役社長の諏訪光洋氏へ変更となりました。鼎談のテーマについては変更ありませんので、引き続きご注目いただければ幸いです。

​休憩

メインセッション

持続可能経済協会の挑戦​​

登壇者:

串間WG代表  乾 正博

(シン・エナジー株式会社 代表取締役社長)

​​小田原WG代表 鈴木 悌介

(鈴廣かまぼこ株式会社 副社長)​

稚内WG代表  堀尾 正靱

(東京農工大学 名誉教授)

南三陸WG代表 佐藤 博之

(アミタ株式会社 代表取締役)

スペシャルゲスト:野﨑 伸一 氏

厚生労働省 社会・援護局 地域福祉課 生活困窮者自立支援室 室長)

社会的企業家の有志連合である持続可能経済協会。

2018年度は4地域でワーキンググループを形成し、地域の社会課題解決に繋がるビジネスモデルの検討に取り組みました。本セッションでは、産官学・企業間連携による社会事業の立ち上げに情熱を燃やし、日々奔走する学者・事業家たちが、そのリアルな挑戦の報告を行います。

16:55-17:00

閉会の挨拶

​登壇者:熊野 英介

​    

持続可能経済協会 代表 / アミタホールディングス株式会社 代表取締役)

*​​シンポジウム終了後、登壇者との名刺交換のお時間を設けます。(任意参加)

​(持続可能経済協会 代表 / アミタホールディングス株式会社 代表取締役)

特別鼎談

IT界の異才×デザイン界の革命家×ビジネス界の異端児=?!

登壇者

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​田中 秀幸 氏

東京大学大学院情報学環 学環長

​​東京大学経済学部卒業後、1986 年から通商産業省・自治省に勤務し(米国大学院留学を含む)、経済・通商・産業政策や地域振興策を企画・立案。2000 年に東京大学に助教授として赴任(組織名は当時)。専門は、ネットワーク経済論、情報経済論。近著に『地域づくりのコミュニケーション研究: まちの価値を創造するために』(2017,ミネルヴァ書房)など。

チェン ドミニク 

早稲田大学 文学学術院 / 文化構想学部 表象メディア論系 准教授

博士(学際情報学)、2017年4月より早稲田大学文学学術院・准教授。メディアアートセンターNTT InterCommunication Center[ICC]研究員を経て、NPOコモンスフィア(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン)理事/株式会社ディヴィデュアル共同創業者。2008年IPA未踏IT人材育成プログラム・スーパークリエイター認定。企画開発したアプリ「Picsee」と「Syncle」がそれぞれApple Best of 2015と2016を受賞。NHK NEWSWEB第四期ネットナビゲーター(2015年4月〜2016年3月)。2016~2018年度にグッドデザイン賞・審査員を歴任。主な著書に『謎床:思考が発酵する編集術』(晶文社、松岡正剛との共著)など多数。主な訳書に『ウェルビーイングの設計論:人がよりよく生きるための情報技術』(BNN新社)、『シンギュラリティ:人工知能から超知能まで』(NTT出版)。

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諏訪 光洋 氏

株式会社ロフトワーク 代表取締役社長

1971年米国サンディエゴ生まれ。慶應大学総合政策学部を卒業後、Japan Timesが設立したFMラジオ局「InterFM」立ち上げに参画。同局最初のクリエイティブディレクターへ就任。1997年渡米。School of Visual Arts Digital Arts専攻を経て、NYでデザイナーとして活動。2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間200件を超える。 グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材に向き合うクリエイティブ・ラウンジ「MTRL」、クリエイターとの共創を促進するプラットフォーム「AWRD」などを運営。DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビューにて「ビジネスは『コミュニティ』からはじめよう」を連載中。http://www.dhbr.net/category/communitykarahajimeyou

熊野 英介

持続可能経済協会 代表 / アミタホールディングス株式会社 会長

「持続可能社会の実現」を掲げ、他社に先駆け再資源化事業を開始。現在の事業領域は、森林・里山の利活用から廃棄物の100%リサイクル、環境管理業務のアウトソーシングまで、多岐にわたる。「思考するカンパニー」(幻冬舎メディアコンサルティング,2008年)、「自然産業の世紀」(創森社,2006年,共著)など。公益財団法人信頼資本財団理事長。一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク副代表理事。

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乾 正博

シン・エナジー株式会社 代表取締役社長

日本サステイナブルコミュニティ協会理事。

1996年に法人設立しESCO、エネマネ、デマンドレスポンスなどの省エネ事業を推進。2014年には新電力分野へ参入。さらに地熱、水力、太陽光、木質バイオマス、メタン発酵等の再エネエンジニアリングに携わり、エネルギーによる地域経済圏の確立に向け各地域で活動中。

鈴木 悌介

鈴廣かまぼこ株式会社 副社長

現在、鈴廣かまぼこグループの代表取締役副社長。慶応元年(1865年)創業の歴史を尊重しつつ、変化し続ける日本人の食生活の中で、かまぼこの存在価値を高めるべく挑戦の日々をおくっている。商工会議所活動にも関わり、日本の元気は地域からという考え方で、地元のみならず全国のネットワークを活かし、地域の資産を活かした活性化を目指し活動。「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議」を立ち上げ、2013年11月に一般社団法人化。現在、その代表理事を務める。

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堀尾 正靱

​東京農工大学 名誉教授

地域環境・エネルギー政策、科学技術論、環境・エネルギー工学等の分野にて、現在も多方面に活躍中。

元龍谷大学政策学部教授。早稲田大学招聘研究員。ホリオ・オフィス当主。

佐藤 博之

​アミタ株式会社 代表取締役

グリーン購入ネットワーク事務局長・専務理事、世界エコラベリングネットワーク総務事務局長等を経て、現職。アミタホールディングス株式会社取締役、株式会社アミタ持続可能経済研究所取締役を兼務。

持続可能な循環型社会の実現に向けて、宮城県南三陸をはじめとする国内外の地域循環システム構築や企業のサステナビリティ戦略の支援に取り組む。

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野﨑 伸一 氏

厚生労働省 社会・援護局 地域福祉課 生活困窮者自立支援室 室長

東京都出身。1999年に厚生省入省。児童家庭局、米国留学、医政局、障害保健福祉部、外務省出向、健康局などを経て、2016年に社会保障担当参事官室政策企画官、2018年7月から現職。これまで「地域共生社会」のコンセプトづくりや政策立案に関する省内の総括の傍ら、全国に足を運び、地域の実践に学ぶ日々を送っている。

*登壇者、プログラムは一部変更となる可能性がございます。最新情報は随時当ウェブサイトにてお知らせいたします。

シンポジウム詳細・お申込み

日時  2019年2月19日(火)

    開場:13:00 開始:13:30 終了:17:00

会場  東京大学大学院 情報学環・福武ホール

    地下2階 福武ラーニングシアター

参加費 無料

定員  100名 →

150名

*​好評につき、定員数を拡大しました。ご参加ご希望の方はお早目にお申込みください。

​​対象者

  • 企業経営者

  • 経営企画・事業開発・イノベーション・R&D部門担当者

  • NPO/NGO等、ソーシャルビジネスに携わる方

  • 産官学連携を検討する自治体関係者

※​お願い

お申込み後に​​キャンセルされる場合は、開催3日前(2/17)までにseminar@amita-net.co.jpへご連絡をお願いいたします。

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昨年のシンポジウム講演録の無料ダウンロードはこちら

未来経営シンポジウム2018 ~社会ニーズの市場化に向けて~​

2018年2月21日に東京大学大学院 情報学環にて開催された「未来経営シンポジウム2018 ~社会ニーズの市場化に向けて~」。
当日は企業・大学・ソーシャルビジネス関係者等、延べ160名以上の方にご来場いただき、会場は熱気に包まれました。
シンポジウムのメッセージをより広く発信するため、全セッションの様子を収めた講演録を公開しました。
以下リンク先より無料でダウンロードいただけます。

アクセス

〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3-1

▶都営大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩7分

▶東京メトロ丸ノ内線 本郷三丁目駅 徒歩8分

▶東京メトロ千代田線 湯島駅 徒歩20分

▶東京メトロ南北線 東大前駅 徒歩10分

主催

持続可能経済協会

協力

アミタグループ

本シンポジウムに関するお問い合わせ

アミタグループ セミナー事務局

TEL: 0120-936-083(フリーコール) / FAX: 0800-919-1343(フリーコール)

メールアドレス: seminar@amita-net.co.jp

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